ピラティスの ニュートラルポジション とは!
趣味でヨガやピラティスのグループレッスンを受けていました。
ピラティスのマットインストラクターの受講で、今回深く勉強することになり、
改めて、ピラティスのレッスンのすごさに驚いています。
私は、ブログでもnoteでも連載しているのが、「歪み」についてです。
その歪みとりには、ピラティスが最適だと実感ししています。
目次
何がすごいか。
○姿勢評価を重要視して、使えている部分を押さえて、使えて居ない部分の動きを出すことを目指している。
○呼吸を重要視して、解剖学レベルで運動に取り入れて居る
○キゅーイングといって、分かりにくい専門的な動きを正確な指示で的確な運動へ導くテクニックをつかっている
姿勢を評価する際には、
ピラティスで大切なニュトラルポジションを、しっかとれなくてはならない。
ニュトラルポジションとは、動きのない状態では、脊柱が自然なS字カーブを作って、内側と外側の筋肉の張力のバランスが保たれている状態。
動くときには、動きにおいては、エネルギー出力が発揮しやすい安定した状態。
このニュトラルポジションを取ることができていれば、身体にゆがみのない状態であるということです。
しかし、これが正確に保つことが、すごく難しいのです。
グループレッスンで、ピラティスの講習を受けたりすると、細部にまで修正が行き届いていないために、腹筋腹筋!!みたいに勘違いしてほかの筋肉の異常な反応を助長してしまいがちです。
実際自分は、腹筋を鍛えずに、首をやたら太くしていたと気づきました!!!
Ⅰ背臥位(仰向けの姿勢)
足・膝はこぶし一つ分
骨盤は、ASIS(腰のグリグリとした高い部分)と恥骨結合(Vゾーンの一番下)のトライアングルが床と平行
胸郭(肋骨でかこまれた胸部)が床に平行で、肋骨の最後と最後がら2番目の骨が床についている
第10肋骨(体の全面で触れるもっと下の肋骨)がASISと平行
肩を開き、下がった状態
乳様突起(耳の後ろの骨)と肩峰(肩の中央)が平衡な状態
Ⅱ腹臥位(お腹を下にした姿勢)
足・膝がこぶし一つ分
PSIS(腰のグリグリした部分)と座骨結節(お尻の座る時にあたる骨)のトライアングルが天井と平行
第10肋骨とASISが一直線上
肩を開き下がった状態
肩甲骨が浮いていない
耳と肩が一直線上
Ⅲ横向きの姿勢
足は重ねて伸ばし、股関節が30度に曲げる
両大転子と両肩が同じ縦軸上
第10肋骨とASISが同じ縦軸上
肩を開き下がった状態
足を遠くに引かれるように伸ばして、下の腰の部分に三角の隙間(マウスハウス)を保つ
すごくたくさんのチェック項目がありますよね。
これを正確に行うことこそが、トレーニングになります。
この姿勢は実際自分では取れて居ると思ってしまうのですが、以外と全然取れていないのです。