枕 あなたは どう 選びますか?
枕による不調を訴える方は少なくありません。私の枕を探して色々な枕を購入しました。
枕が原因で起こる体の不調をいくつか挙げてみます。
目次
枕の高さによる不調
いびき
枕が高すぎるとあごが引けて気道を圧迫します。
寝ている時にその状態で呼吸をすると空気の通り道が狭いため、いびきの原因となります
頭痛
枕が原因で頭痛になるケースは、意外と多く報告されています。それは枕が頸部を圧迫して交感神経を過度に緊張させ、脳への血流を悪くするからです。
もし、
枕の素材によっては、頭が安定せず首に負担がかかるため眠りが浅くなります。
また、枕が低いと心臓の高さより脳の高さが低くなってしまい、頭に血が登ってしまうため眠りが浅くなります。
深い眠りが得られないために、朝起きた時に頭が重く頭痛を感じる場合があります.
不良姿勢
枕の高さが合っていないと、首に負担がかかります。
背骨は首から腰までS字カーブを描き繋がっていますので、首から腰へと負担をかけてしまいます。
そのために、腰痛を起こしたり、痛みから不良姿勢に繋がります。
人間の首には重要な神経や血管が集中しています。
首に負担をかけると体中にいろいろな不調が起こるのです。
体の不調を防ぐためには、首に負担をかけないようにすることが大切。
では、
どのような枕を選べは良いのでしょう?
枕の高さ
理想的な枕の高さとしては、立っているときと同じようにあごが前にも後ろにも移動しない自然な位置をキープできる枕です。
人間の背骨は首から腰までなめらかなS字カーブを描いています。背骨の一箇所にひずみがあれば、全体に影響して不調が出てきます。
枕の高さが合っていないと、首に負担がかかるため首の骨から背骨、腰へと負担をかけてしまいます。
全身の筋肉が少ない女性の場合は、特に影響が出やすいでしょう。
枕の高さについて
首のS字カーブは頭が約5°傾く状態と言われています。
枕の高さの全国平均は女性が平均3.0cm、男性が平均4.0cm程度と言われていますが…体型によっても違いが出てきます。
「寝返りのしやすい枕が良い枕」 というコンセプトで、独自の枕調整法を行っているのが、16号整形外科(神奈川県)の山田朱織院長です。
ここで、枕の評価として山田先生は、睡眠中の体位を静止状態だけで考えて居ることが問題としています。
つまり、
睡眠時の良姿勢は
仰向けや横向きの静止姿勢で考えるだけでなく、寝返りの動的な分析が必要だということ。
では、寝返りの理想的な動作とは?
寝返りの際に、
体軸がほぼ一直線の状態になる寝返りで、肩ろ骨盤の中心点の延長に、頭の回転軸がある。
これが、エネルギー効率が良く最少エネルギーで寝返るができる動作。
そのため、
山田先生はSSS法という独自の枕の調整方法で高さを選定しているそうです。
素材について
羽毛・ポリエステル・ウレタン・そば殻・キャメル・綿・パイプ・ヒノキなど…
たくさんの素材があります。
何が良いのでしょう??
やはり、枕の中身がかたよったり、頭が沈み込んでしまう
枕は首に余計な負担がかかり、首・肩こりの原因になります。
枕の大きさ
寝返りをしたときなどに頭が落ちてしまわないような大きさの枕。
枕の大きさは頭3個分くらいの大きさと言われます。
自分にあったものを
しかし、オーダーメイドで、静的姿勢と寝返りの動作を分析してつくる、オーダーメイドの枕はお値段お高めです。
これらのことを参考に、いくつか寝返りして枕を試していく方法も良いのではないでしょうか。。。