ゴルフスイング動作を中心に

ゴルフは2016年のリオオリンピックで112年ぶりに復活しました。

ゴルフは年齢を重ねてからもできるスポーツであり、老若男女問わず楽しまれています!!

しかし、ゴルフによるケガの発生は、体幹・上肢など多部位にわたっています。

プロのゴルファーにおいて最も多い障害理由

1位スイング練習のやりすぎ

2位スイング中にボール以外のものにつまずく

3位競技中のスイング

 

アマチュアの場合は

1位スイング練習のやりすぎ

2位悪いスイングで

3位スイング中に地面を叩いて

4位強く振りすぎて

 

という結果(ゴルファーにより生じる障害・外傷より)でした。プロではオーバーユースが関係しているのに対して、アマチュアはスイングの技術的な問題が関係しています。

ゴルフスイングの相分け

以下のようなような相に分けることができます。

 

まず、相に分けて代表的なエラーパターンを紹介します。

 

アドレス

アドレスは別名セットアップポジションとも呼ばれ、動作開始の姿勢でものすごく大切です。

静的な姿勢で最も観察しやすいです。

理想的アドレスの前傾姿勢(体幹と股関節の曲がる角度)は30度と言われています。

アマチュアゴルファーに見られる姿勢は、①Cポスチャーと②Bポスチャ-と③iポスチャーです。

○エクササイズ

脊柱の柔軟性と骨盤・股関節の可動域が重要です。上肢を挙上(挙げる)してフルスクワットを行う。

 

テイクバック~トップ

 

フラット ショルダー プレーンは、体幹前傾が減少し肩が地面と平行な状態に近づいてしまうパターンです。

テイクバック相はいわゆる「ため」をつくる相です。

腰椎が側屈(横に曲がる)しながら回旋をしているために、腰椎の椎間関節(背骨の間の関節)への負担が大きくなってしまいます。

○エクササイズ

チューブを用いて、右足の回内を意識して、股関節の内旋を誘導する。

フィニッシュ

スイングの一連の動作を止める姿勢。

I型が理想とされていますが、リバースC型になると、腰痛を引き起こす可能性があります。この異常パターンは若年・女性ゴルファーに多いと言われています。

○エクササイズ

チューブを用いてI型フィニッシュ姿勢をとる。

参考資料:理学療法 2016 9・10月/ゴルフ裏技大全

 

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